• ２つの画像で小惑星の位置を測定し、その時刻と座標（X,Y）を入力すると、その他の画像での小惑星の座標を推定できるツール
  （等速で直線上を移動すると仮定しています）
• 手動測定時の、遮蔽物や視野の端の近くの天体、どこに移動したか見失ってしまった天体、運動の速い天体などの3個目の位置の探索時に便利

• 各列の説明：A列は画像の撮影時刻で時分秒をコロンで区切った形式、B列は計算の都合上時刻を秒で表した数字、C列は天体のX座標、D列は天体のY座標である。
• 各行の説明：1行目は各列の項目名、2行目は第1の画像での値、3行目は第2の画像での値、5行目は第3の画像での値。
• 入出力部分の説明：入力は黒い枠で囲んだ7か所のセル、出力は赤い枠で囲んだ2か所のセルである。
• 手動測定で、2つの画像で目的天体が測定されたとする。それを第1の画像、第2の画像と呼ぶことにする。
• A2セルを選択し、第1の画像の撮影時刻を時分秒をコロンで区切った形式で入力、TABキーを2回押してC2セルに移動し、第1の画像の天体のX座標を入力、TABキーを1回押してD2セルに移動し、第1の画像の天体のY座標を入力、TABキーを1回押してE2セルに移動する。
• 同様にして、A3セルを選択し、第2の画像の撮影時刻を時分秒をコロンで区切った形式で入力、TABキーを2回押してC3セルに移動し、第2の画像の天体のX座標を入力、TABキーを1回押してD3セルに移動し、第2の画像の天体のY座標を入力、TABキーを1回押してE3セルに移動する。
• 続いてA5セルを選択し、天体の位置を推定したい画像の撮影時刻を時分秒をコロンで区切った形式で入力し、TABキーまたはEnterキーを押すと、C5セルとD5セルにX座標とY座標の推定値が表示される。
• その座標位置にマウスカーソルをあててみると、その近くで目的の天体が見つかる場合が多い。見つからない場合でも、センサーの範囲外だったり、恒星と重なっていたり、視野外だったりすることが分かるので、納得することができる。
• 尚、B列は計算で使っているため、入力しないこと。

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